089 「躾け」心が美しいと身も美しい 現在位置(パンクズナビゲーション) トップ ニュース 薩田ブログ 089 「躾け」心が美しいと身も美しい 2021/06/01 先日、テレビで見かけた日本のファッションデザイナー山本耀司(やまもとようじ)さんの言葉。 「躾とは、身が美しいと書く」 しつけ糸も躾(しつけ)からきているのだとか。 昔、勤めていた会社では、工場で5Sが盛んに言い習わされていた。 ごえす。ごえす。みんなよく口にしていた。 整理・整頓・清掃・清潔・躾。この頭文字をとって5S。 整理と整頓の違いをご存知でしょうか。 整理とは要るもの、要らないものにわけ、要らないものを捨てること。 整頓とは必要なものをいつでも取り出せるようにすること。 順番は、まず整理。それから整頓する。 5Sのうち、整理・整頓・清掃・清潔は、似ているし、関連し合っている。 だけど、ここに「躾」が入ってくるというのが当時、面白いなーと思っていた。 整理・整頓・清掃・清潔は、1回やればいいというものじゃない。続けることに意味がある。常に、整理・整頓され、清掃されて清潔な状態であること。 それは習慣。習慣にするためには、ある程度の強制力を持って躾ていく必要がある。 職場で1人だけで、整理・整頓し、清掃して、清潔な状態を維持しようとすることはできない。職場のみんなでやらなければならない。 だから、躾は、習慣。 「躾とは、身が美しいと書く」 それは身体だけではない。 心のあり方が、身に表れる。 躾とは、結果として身が美しくなる心がけ。 身とは身体つき、所作、佇まい。顔や身体全体の表情。 身だしなみとは、身のたしなみ。心の習慣が表れるもの。心の躾の結果。 部屋の状態や、身体に表れたものをみるとその人の躾がどんな具合かわかってしまう。 このブログも、自身への躾の意味もあって毎週書いている。 先日「800字書かれたものを読めばその人となりが分かる」と、ある方から聞いた。600字でも、1,200字でもなく、800字。 800字より多いと、冗長な感じを受ける。600字だと、なんとなく物足りない。 トレーニングで身体を、そして心を躾ける。 まず身体を躾ける。すると、心も躾けられる。 心が美しいと身も美しい。 著者:薩田有紀代 株式会社BiP 代表取締役。 薩田有紀代の記事一覧 プロフィール 前の記事BiPのお得なキャンペーン 次の記事運動する人ほど鉄分を! 関連記事 薩田ブログ 2023年11月16日 184 医者いらず〜柿〜を食べよう 薩田ブログ 2023年11月2日 183 ゆるめましょう 薩田ブログ 2023年10月19日 182 身体本来の使い方を目覚めさせる