098 将軍の見る景色への一番の近道

トップ画像出典:『キングダム 』ヤングジャンプコミックス16巻より

みなさん、こんにちは。
薩田です。

毎日、暑い日々が続いている東京ですが
お変わりありませんでしょうか。

梅雨が明けてからの、一気に夏が進むこの感じ。
毎年ながら、独特の空気感ですよね。

年に何回か、この一気に空気が変わるタイミングがありますね。

例えば、
ヒグラシの声が聞こえるようになったと思ったら
一気に涼しくなって、長袖を奥から引っ張り出す。

例えば、
クリスマスが終わって、年があけるまでの12/26〜12/31の間。
店頭からクリスマスの飾り付けがなくなって
一気にお正月ウェルカムモードに入る6日間。

めっちゃ好きな時期です。

何かが変わるときって、一気に進む。
一気に変わる。

昨日、本屋さんに寄ったら、キングダムの62巻が出ていて。
「え、いつのまに!」と思い、
本屋さん併設のスタバに入って、すぐその場で買いました。
アマゾンでキンドル版を。

キングダムにしろ、何にしろ
流行っているもの、映画化になるくらい話題になったもの、とか
かえって逆に避けてました。
天の邪鬼ですね。。笑

ところが、ある方にオススメされて読んでみたら
キングダムめちゃくちゃハマりまして。
3ヶ月くらいかかりましたが、60巻読破しました。

特に好きなのが、なんといっても16巻!
王騎将軍が死ぬ間際のところ。

信が、将軍の馬を操り、王騎将軍を敵地から助け出すシーン。

将軍の見る景色を、信が馬上から見る。
王騎将軍が、信を「将軍の見る景色」へと導く。

出典:『キングダム 』ヤングジャンプコミックス16巻より

背負っているもの。
背負っているものの大きさ・重さ。

いろんなものが積み重なって
「将軍の目には様々なものが見え」るのだろう。

一所懸命さとか素直さが、
上(将軍とか親・上司・先生など)からみて
「こいつ、かわいいな」と思ったら
「見える」場所に立たせてくれる。
「見える」ように導いてくれる。

王騎将軍が、信をそうしたように。

何を背負いたいか。
どれくらい背負いたいか。

それは、全て、自分で決められる。

ありとあらゆるものに、ヒントが隠されている。
いま、目の前にヒントがある。

だから、いま目の前にあるモノ・コトが
辛いこと・苦しいことだとしても、
そこから何かを見出し行動すること。

楽しい・嬉しいことだったら、とことん享受すること。

それが一番の近道だと思う。

著者:薩田有紀代
株式会社BiP 代表取締役。