120 読書レビュー2022最も良かった本 現在位置(パンクズナビゲーション) トップ ニュース 薩田ブログ 120 読書レビュー2022最も良かった本 2021/12/28 今日は年内最後の火曜ということでこのブログは今年最後のものとなります。 今年読んだ本を振り返ってみたら・・98冊読んでました。 今年は、漫画をいくつか読みました。漫画は、ここ数年まったく読んでいませんでしたが複数の方から、いくつかの漫画をオススメされたので読んでみました。 読んだ漫画はすべてよかったですが特に『キングダム』がよかった・・!60巻(読了当時)。3ヶ月かかった。やっぱり、流行っているものって流行る理由があるんだぁと実感。 流行り物をあえて敬遠するのを戒めました。 あと良かったのは 『身体はトラウマを記録する 〜脳・心・体のつながりと回復のための手法』ベッセル・ヴァン・デア・コーク 身体と心が切り離されているような感じ、というか、身体のサインを、ちゃんと受け取れていない気がして それは、自分もそうだし、他人もそうだと感じていてそれで、たまたまこの本を見つけて読んでみたらやっぱりそういうこともあるのか、と。 「身体の声を聞きましょう」とよく言うけどちゃんと聞けている人ってどれくらいいるのか。 聞き方が分からない、というより身体がサインを発しているのに、受け取っていない。 受け取れない、のじゃなく、受け取っていない。無視・スルーしている。 そういう人が多い、気がする。私がそうだった。今はすこしマシになってきた。 そういう人って、自分の感覚を無視・スルーするから他人の発するサインも無視・スルーする。 それはそう。自分の感覚を受け取れないのに、他人の感覚を受け取れるわけがない。 無視・スルーされたサインは身体に小さな砂つぶのように積もり積もってがっちり固くなってしまう。それで、身体に、1つ1つの細胞に染み込んでしまう。 だから、身体が固くなってサインを受け取れなくなってしまう。 だから、自分に素直になる。 あ、お腹すいた。あ、いま腕のここが痛くなった。あ、首のここが固くなっている。 深いレベルで。細胞の一つ一つのレベルで。 そして、日常でも。 あ、ゴミが落ちている。あ、あの人の表情が曇った。あ、あの人が「○○○」とつぶやいた。 そういう一つ一つの目の前のことを見逃さない。一つずつ丁寧に、掬いあげる。 細部に深く潜り込む。ひとり静かに沈み込む。 そういう状態に自分を置いておくことがいろんなことを察知できるセンサーをより磨き上げていき、 結果として、身体や、他人や、目に見えないけど発せられているものを察知することができるようになるのじゃないでしょうか。 潜り込んでいる最中はひとりでなければならない。 けれど、そこから這い上がってきたとき、迎えてくれる仲間がいたら、それはとても幸せなことだ。 ・・というようなことを思った今年の読書レビューでした。 今年も色々とお世話になりました。また来年も、どうぞよろしくお願いいたします。 著者:薩田有紀代 株式会社BiP 代表取締役。 薩田有紀代の記事一覧 プロフィール 前の記事119 食事を減らすのではなく食欲を減らす 次の記事121 壬寅年2022 新年のご挨拶 関連記事 薩田ブログ 2023年11月16日 184 医者いらず〜柿〜を食べよう 薩田ブログ 2023年11月2日 183 ゆるめましょう 薩田ブログ 2023年10月19日 182 身体本来の使い方を目覚めさせる