125 中小企業に就職しても大丈夫か? 現在位置(パンクズナビゲーション) トップ ニュース 薩田ブログ 125 中小企業に就職しても大丈夫か? 2022/02/01 先日、某専門学校さんの企業説明会に呼ばれてお邪魔してきました。 その学校は、スポーツトレーナーや、スポーツインストラクターを目指す方が通っているところで 今回は、1年生の皆さんに来年2年生になったときに始まる就職活動の参考になりそうなお話しをさせていただきました。 たぶん、皆さんが最も気になるのは ●就職先はどんな会社がいいのか ●中小企業は大丈夫か(不安定じゃないか) あたりかと思いましたので、そのあたりについて一緒に考えるワークも混ぜながら、お話ししました。 私自身は、社員数が4万人くらいの大企業と1,000人くらいの中企業と6人の小企業(BiP)と大中小の企業に勤めてきた経験がありますが 結論から言いますと就職先は、どこでも構わない、です。 参加された皆さんと一緒に大企業のいいところ・悪いところ、中小企業のいいところ・悪いところ、思いつく限り書き出していきました。 例えば、「社員数が4万人いる」という事実に対して、良い点・悪い点を挙げてみましょう。●良い点 いろんな人材・人的リソースがあり社内でまかなえる●悪い点 決裁権者が多く話が通りにくい、話が通るのが遅い、動きが遅い(稟議決済に時間がかかるetc) 一方、「社員数が6人である」という事実に対しては●良い点 決裁権者が社長(店長)しかいないため話が早い、動きが早い●悪い点 人的リソースが限られる というのが挙げられます。これは一例ですが、もっとあるでしょう。 いろいろ書き出していくと、大企業・中小企業いずれもいいところも悪いところも、両方あることがわかります。完璧・完全なところはない、ということです。 ですから、自分にとってどこがベストか、という視点で選びましょう、とお伝えしました。 いろいろ情報収集して、実際に企業へ行ってみていろいろ行動したうえで最終的には直感で選びましょう。いずれの会社も、「弱み」と見えるところはなんらか工夫して手当をしています。 ご自分で選んだ就職先はあくまで「現時点でベスト」であって3年後、5年後、10年後にも、ベストであるかどうかはわかりません。 現実には、入ってみなければ、就いてみなければわからない、ということは多いです。 だから、もし合わなくなってきたな、別のことがやりたくなった、と思ったら、その時に転職すればいいでしょう。 1つ、企業を見るポイントとしてお伝えするならば、 その企業のトップや、組織のリーダーが自社の社員に対して、どのような言葉遣い・話し方をしているか、をよく「聴いて」ください、とお伝えしました。 言葉には、その人となりが現れます。取り繕おうとしても、無意識のものが出てしまいます。 社員やメンバーを大切に思っていれば言葉遣いも、自ずと優しいものになります。 ですから、トップやリーダーの言葉遣いを聴いていいな、自分に合いそうだ、と思えば、そこがいいでしょう。 ぶっちゃけ、どこに就職しても同じです。自分次第で、どうとでもなりますから。 最後に。 教室の1番前の席に座っていらした男子学生さん、最初は、目が虚でうつむきがちでしたが最後には、目がキラキラして、とてもいい表情をされていました。 たぶんその方のなかで、何かが変わったのでしょう。人って、一瞬で変わるんだな、というのを目の当たりにしました。本当に美しくて、感動しました。その在り方が。 大人になると、年をとると、だんだん知識や経験が増えていきますが一方で、素直さが減っていきます。 これが正しい、これが正解だ、といった自分の正しさに囚われてしまう。 私も、その男子学生さんのように素直に受けとめて、瞬間瞬間で変容していきたい。そんな風に思いました。 私のほうがいろいろと学び、気づきをいただいた企業説明会でした。 とてもよい経験でした。ありがとうございました。 著者:薩田有紀代 株式会社BiP 代表取締役。 薩田有紀代の記事一覧 プロフィール 前の記事124 この世は宝石箱 次の記事糖質制限なし 辛くない脂質制限ダイエットとは 関連記事 薩田ブログ 2023年11月16日 184 医者いらず〜柿〜を食べよう 薩田ブログ 2023年11月2日 183 ゆるめましょう 薩田ブログ 2023年10月19日 182 身体本来の使い方を目覚めさせる